チラシは店舗や企業の商品、サービス、セール情報などを周知するのに効果的です。
そんなチラシの作成を外部に発注する際はどこを選べばいいのか、またどんな点に注意すべきなのかなどを紹介します。
チラシ作成の実績が豊富な企業やデザイナーに発注することでよりクオリティの高いチラシを作成できますので、発注前にぜひこれらの点に注目してみてください。
チラシ作成時のデザインの発注先
チラシ作成時はまずどこに発注するかを兼藤する必要があります。デザイン会社、印刷会社、さらにフリーのデザイナーと、それぞれの特長を解説します。
デザイン会社
デザイン会社はデザインのプロが集結しています。そのため、こちらの要望通り、またはそれ以上の仕上がりのチラシを作ってもらえます。こちらの要望をしっかり形にするために何度も打ち合わせを重ね、細かい部分まで丁寧に作り上げていきます。
そのぶん費用は高めで、デザインに時間がかかる可能性もあります。発注時は余裕をもってスケジュールを立てるようにしてください。
印刷会社
印刷会社に発注する最大のメリットは、デザインから印刷まで一社で済ませられるという点です。デザイン会社の場合はデザインだけもらってさらに印刷会社を選ばなければなりません。(もっとも、昨今のネット印刷は手間なく安く発注できますが)
印刷会社であれば、デザインと印刷セットの費用だけで済むこともあります。枚数が多ければそれだけ1枚あたりの単価が下がるのも印刷会社ならではの特長です。
あるいは、デザイン費という概念がないので高くついてしまうこともあります。
デザインをそこから外注したり、プロのデザイナーが在籍していないケースもあります。オリジナリティのない、またはクオリティの低いデザインのチラシに仕上がってしまう可能性もあるのでご注意ください。
フリーのデザイナー
ネットで検索すればフリーのデザイナーに発注できるサービスはたくさんあります。フリーのデザイナーに依頼すればマージンが発生しないため費用を抑えられ、さらに個人とのやり取り次第では割り引いてもらえるケースもあります。
ですがフリーのデザイナーに依頼する際は過去の実績を確認しなければなりません。
そのデザイナー自身に問題がある可能性もあり、やり取りがスムーズにできない、納期を守らないといった人に当たってしまう可能性もあります。
チラシ作成時の印刷の発注先
チラシのデザインが完成したら次は印刷の発注先です。
印刷会社にチラシのデザインも依頼した場合はそのまま印刷までおこなってくれますが、そうでない場合はどのような印刷方法を選べばいいのか考えておきましょう。
ネット印刷
印刷代を安く済ませたい方におすすめなのがネット印刷です。費用をかなり抑えられるだけでなく、ネットから注文するので企業の休日や営業時間外でも気軽に発注できます。
一方でネットから印刷を依頼するだけなので、色味や紙の相談はできず、確認作業もしてもらえないためチラシの内容が間違っている場合はそのまますべて印刷されてしまいます。注意しましょう。
印刷会社
印刷会社に発注すれば細かい相談ができますので、よりクオリティの高い印刷ができます。担当者がチラシの印刷について丁寧に打ち合わせをしてくれて、よりデザインを魅力的に見せる色やチラシの内容に合わせた紙などを提案してくれます。
料金やコースについてもよりこちらの要望にそった内容を提案してくれて、スムーズなやり取りがしやすいです。
そのぶんネット印刷に比べて印刷にかかる費用は高くなってしまうので注意しましょう。
チラシ作成を外部に発注するメリット
チラシを社内で作成するのではなく外部に発注することのメリットを紹介します。クオリティの高いチラシが欲しい、チラシ作成にあてる時間がない、いつも同じようなチラシになってしまうという方は、外部への発注も検討してみましょう。
品質の高いチラシに仕上がる
チラシ作成の実績が豊富なところにチラシ作成を依頼すれば、デザイン性の高いチラシを作れます。集客、購入に効果的な商品やサービスの見せ方、レイアウト方法などを取り入れてデザインしてくれます。
情報の漏れがなく、そのチラシを手に取った人が興味をもってくれるような内容のチラシに仕上がるでしょう。
デザイナーから専門的な視点でデザインについてのアドバイスをもらえるのもメリットです。
時間や労力の節約
チラシの作成は工程が非常に多く、デザインソフトなどを使い慣れているスタッフが社内にいたとしても作業に多くの時間と労力を割かなければなりません。
チラシ作成に時間を取られて本来の業務ができない、通常業務の人手が足りないといった事態に陥ってしまう可能性も充分に考えられます。
外部にチラシ作成を発注すればこのような問題を避け、本来の業務に集中しつつチラシ作成を進められます。
客観的視点を取り入れることができる
スタッフだけでチラシの内容を考えているとどうしても偏った内容になってしまいます。いつも同じような内容のチラシになってしまい、新鮮味にかけたりお客様が求める情報をチェックしにくいチラシになっているかもしれません。
外部のデザイナーに相談することで、社内のスタッフにはなかった新たな視点を取り入れられます。お客様視点のチラシを作成でき、より集客率アップ、売り上げアップにつながります。
チラシ作成を外部に発注するデメリット
チラシ作成を外部に発注する際に気を付けておきたいデメリットを紹介します。費用面について、さらにチラシ完成までのスケジュールについて確認しましょう。
費用がかかる
チラシ作成を外部に発注する場合は当然発注のための費用がかかります。社内で作成する分にはかからなかった費用となりますので、事前に予算を決めておくことをおすすめします。
また、デザイン会社に依頼する際は校正を重ねるごとにプラス料金が発生する場合もありますので注意してください。
連絡や連携に時間をとられる
デザイン会社、印刷会社では何度も打ち合わせをしてクオリティの高いチラシを作り上げていきます。その打ち合わせの時間がかかってしまうというデメリットがあります。
デザイナーからの提案はよりよいチラシを作成するために大切ですが、意見を取り入れた上でさらにデザインの決定に時間がかかってしまうかもしれません。
チラシ作成の発注をスムーズに進めるポイント
チラシ作成の発注は時間がかかってしまうデメリットがありますが、スムーズに完成を目指すためのポイントを3つ紹介します。
目的やターゲットを明確にする
まずはそのチラシの目的、ターゲットを明確にしてください。年齢や性別、職業など、ターゲットは明確であればあるほどピンポイントで届きやすいです。
セール情報やサービス内容などから、どの層に向けてアピールしたいのかをあらかじめ明確にしておきましょう。
使用する素材を提示する
チラシ作成に使用する素材も用意しておいてください。企業や店舗のロゴだけでなく、商品やサービスの写真、店舗やオフィスまでの地図、サイトのQRコードなども用意しておくとスムーズです。
素材が豊富であればあるほどデザイナーも完成をイメージしやすく、さまざまな提案をしてくれます。
チラシのイメージ
どんな雰囲気のチラシにしたいのかも決めておきましょう。理想のデザインのチラシがあればそれをネットから拾い、デザイナーに見せるのもおすすめです。
シンプルなチラシ、デザインに特化したチラシ、さらに色味や写真の多さなど、なんとなくのイメージではなく明確に伝えることでより仕上がりが早くなります。
チラシ作成を外部に発注する際の確認事項
チラシ作成を外部に依頼する際は、下記のような点をあらかじめ確認しておきましょう。あとからトラブルになったりデザインしてもらったチラシが使えなくなったりするのを防げます。
データのファイル形式
イラストやロゴ、写真などを提供してデザインに取り入れてもらう場合はその素材のファイル形式を確認してください。デザイナーからファイル形式を指定された場合はその指示に従いましょう。
解像度が低い素材はパソコンでは問題なくても、印刷すると粗が目立ってしまいます。解像度の高い素材を用意するようにしてください。
一般的にはAIやPSD、PDFなどが推奨されています。JPEGやPNGは画像が荒くなる場合があるため、制作物のサイズや画像の解像度についてデザイナーに確認しましょう。
スケジュール
チラシ作成は時間がかかるケースも多いです。セール情報などに間に合わせたい場合はあらかじめスケジュールを決めて、余裕をもって依頼しましょう。
どれくらいの工程があるのか、何度打ち合わせがあるのか、デザインから印刷完了までトータルでどれくらいの期間がかかるのかを確認しておくことは大切です。
まとめ
チラシの作成を細部に発注する際のポイントなどを解説しました。
店舗やオフィスの集客、売り上げにつながるチラシは非常に大切なアイテムです。デザインも印刷もクオリティの高いチラシにすれば、よりよい結果をもたらしてくれるでしょう。
自社での作成に限界を感じている場合は外部への発注がおすすめです。デザイン性の高いチラシを、時間も手間も省きつつ手に入れられます。
専門的な視点から効果的なデザインを制作してくれるので、社内にはなかった新しい発見もあるでしょう。
費用がかかる、スケジュール管理が大切など、今回解説したデメリットや確認事項もチェックして、スムーズなチラシ作成に役立ててください。
一般の方にはコスト感のわかりにくい「技術力」が料金に反映される世界なので、チラシデザインの外注を検討する際には実績や技術力、提案力と、料金とのバランスを評価しながら選ぶようにしてください。
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